プロモ・アルテ ギャラリー
GALERIA 2F, 5-51-3, Jjingumae,Shibuya-ku,Tokyo,150-0001 phone:03-3400-1995 fax:03-3400-9526

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Cuban contemporary artist
Julio Cesar Pena
フリオ・セサル・ペニャ

Born. Holguin de Cuba, 1969

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Julio Cesar Pena
 


フリオ・セサル・ペニャの作品リスト
それぞれをクリックすると拡大画像をご覧いただけます。

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最新の踊り子達
"Los rumberos del Momento"
Xilografía
188x119.7cm, 2001
Edition. 1/10

"Coge tu anchar aqui´"
Litografía
197x138.8cm, 2001
Edition. 2/10

停車場
"La Parada"
Xilografía
189.5x119.5cm, 2001
Edition. 1/10

 
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成功の打楽器奏者
"Percusionista de exito"
Litografía
67x93cm, 2003
Edition. 3/10
サン・イシドロの祭
"Fiesta en San Isidro"
Litografía
119.5x94cm, 2001
Edition. 3/10
友人の仲
"Entre Amigos"
Litografía
99x139.5cm, 2001
Edition. 3/10
 
守り神
"Mi angel de la guarda"
Litografía
30.5x39.5cm, 2000
Edition. P/A
音韻は続行、ルンバも続く
"Sigue la rima, Sigue la rumba"
Litografía
51.5x38cm, 2001
Edition. P/A
モデルと作家
"El Modelo y el Artista"
Litografía
15x20cm, 2001
Edition. P/A
 
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歌手
"Cantante"
Litografía
15x18cm, 2001
Edition. P/A
喫煙家達
"Fumadores"
Litografía
50.5x39cm, 2001
Edition. 1/3
 


略歴
1969 キューバ、オルギン生まれ
1984 作家活動をはじめる
1995 Carmelo Gonzalez工房にて版画を学ぶ(キューバ)
ハバナ版画工房会員(キューバ)

主な個展

2010 フリオ・セサル・ペニャ版画展「キューバン木版の魅力」プロモ・アルテギャラリー(東京)
2001 「神奈川国際版画トリエンナーレ2001展」(日本)
「TEGH彫刻展」国家評議会(ハバナ、キューバ)
「エロティカル・アート展」アカシア ギャラリー(ハバナ、キューバ)
「多様な証跡展」106ギャラリー(オースチン、米国)
「版画との出会い2001展」ウイフレド・ラムセンター(ハバナ、キューバ)
「カダケス国際小版画展」フォルト ギャラリー(バルセロナ、スペイン)
「Wingfieldアート&音楽フェスティバル」(英国)
「サンファン・ラテンアメリカ&カリブ版画ビエンナーレ展」 (プエルトリコ)
2000 「Fayad Jamis芸術賞展」エミル・アブデル・カデル ギャラリー(ハバナ、キューバ)
「ハバナ病院小児科慈善オークション展」カーサ・デ・ラス・アメリカス(ハバナ、キューバ)
「第7回ハバナ・ビエンナーレ-ハバナの美術界展」、
「壁画合作展」 (ハバナ、キューバ)
「ハバナ版画工房展」(シエンフエゴス、キューバ)
「第4回ロサリオ・ラテンアメリカ展、第1回国際小版画展2000」(サンタフェ、アルゼンチン)
「第7回アマドラ・ビエンナーレ、第1回国際版画展2000」アマドラ文化センター (ポルトガル)
1999 「第7回アリスティデス・フェルナンデス美術展」ユニバーサル ギャラリー (ギネス)
「第2回S.O.S.展」 (キビカン、キューバ)
「Robert Diago展」ヒギア ギャラリー (マタンサス、キューバ)
「Cadaques国際小版画ADOGI展」フォルト ギャラリー (バルセロナ)
「第13回Pan Games-Pan Am版画展」マニトバ版画工房協会 (カナダ)
「第8回マキシモ・ラモス・フェロール彫刻展」(ハバナ、キューバ)
「6枚の壁展」ハバナ大学(ハバナ、キューバ)
「ルーベン・マルティネス・ビジェナ ライブラリー展」ハバナ大学(ハバナ、キューバ)
「Wingfieldアート&音楽フェスティバル」(英国)
「ラ・ホーベン・エスタンパ展」カーサ・デ・ラス・アメリカス(ハバナ、キューバ)
「TEGH 37周年記念展」 (ハバナ、キューバ) L'ETANG D'ARTギャラリー(フランス)
「第7回PMC国際コンクール展」ハバナ・ヴィジュアルアート開発センター(ハバナ、キューバ)
1998 「Hechizo」カーサ・アフリカ (ハバナ、キューバ)
「Ese Te展」ガリアノ ギャラリー(ハバナ、キューバ)
「出会い展」S.O.S.サロン(ハバナ、キューバ)
「3月13日展」大学生エクステンション ギャラリー(ハバナ、キューバ)
「1x1」アメリア・ペラエス ギャラリー(ハバナ、キューバ)
「第1回ランドスケープ・サロン」国立植物庭園(ハバナ、キューバ)
「岸から岸まで」イマゴ ギャラリー(ハバナ、キューバ)
「神奈川国際版画トリエンナーレ1998」(日本)
「国際小作品ショー」市民サロン (スペイン)
「アルテ・クエルポ 展」Her-Carギャラリー(ハバナ、キューバ)
「30周年記念小作品展」大学生エクステンション ギャラリー(ハバナ、キューバ)
「第4回Konfese展」ガリアノ ギャラリー(ハバナ、キューバ)
「彫刻展」ハバナ・グラフィック実験工房(ハバナ、キューバ)
1997 「第4回Aristides Fernandez芸術サロン展」ユニバーサル ギャラリー (ギネス)
「第3回Konfese展」カーサ・グアヤサミン (ハバナ、キューバ)
「素描と驚嘆の間展」カーサ・アフリカ(ハバナ、キューバ)
「 Lo que pudo ser y no fue 展」アメリア・ペラエス ギャラリー(ハバナ、キューバ)
「版画との出会い1997」ハバナ・ヴィジュアルアーツ開発センター(ハバナ、キューバ)
「ラ・ホーベン・エスタンパ展」カーサ・デ・ラス・アメリカス(ハバナ、キューバ)
1996 「第2回ロサリオ・ラテンアメリカ展、国際小版画展1996」(サンタフェ、アルゼンチン)
「Collateral展」イマゴ ギャラリー(ハバナ、キューバ)
「Fayad Jamis芸術賞展」エミル・アブデル・カデル ギャラリー(ハバナ、キューバ)
1995 「キューバ彫刻展」Rogelio Nogueras ライブラリーギャラリー(ハバナ、キューバ)
「キューバ彫刻展」Spanish American and Extremaduran現代美術館(バダホフ、スペイン)
「第2回Konfeseサロン-友情展」ガリアノ ギャラリー(ハバナ、キューバ)
「ラ・ホーベン・エスタンパ展」カーサ・デ・ラス・アメリカス(ハバナ、キューバ)、
Ajitic芸術センター(グアダラハラ、メキシコ)


フリオ・セサル・ペニャ

既に、雑誌の小さな図版で見ていたフリオ・セサルの実作を、ハバナ版画工房で見た時、版画表現の可能性がまだまだあることに感嘆しないわけにはいかなかった。彼の版画技法は、基本的には木版画である。イメージも、日本でもよく知られている、メキシコの作家ホセ・グアダルーペ・ポサダのカラベラ(骸骨)を想起させるものである。が、フリオ・セサルの作品は、明らかにポサダのものと違う。ポサダの2頭身や3頭身の骸骨は、新聞や雑誌の挿絵として、社会や政治や人の生き様を寓意的かつコミカルに風刺すると言う点で、カリカチュアともいうべきものである。念のため、先んじて言っておけば、フリオ・セサルは、ポサダに賞賛の念を持っているという。

墓地の墓の上で愛し合う骸骨を,愛と死へのブラック・ユーモアとして、ベッドの上に置き換えたのが、彼の骸骨の描き始めだったと言う。骸骨は死を象徴する。フリオ・セサルの骸骨たちは、画面の前でも、背後でも、彼が住まいするハバナの街の市民として、一人一人が一様に生きている。ただ、肉を削ぎ落とされた骸骨として表現されるが、頭髪が残されたり,或いは衣服をつけていたりする。彼は、彼の作品でX線的に透過して物を見たいと言う。ここで彼が見通すのは、キューバ500年、或いはここ10年の歴史なのではないか。骸骨たちは、過去も、現在も超越した存在だからだ。

しかし、何よりも重要なのは、ハバナに生きるフリオ・セサルの生活の実感が作品の基本をなしていることだろう。骸骨たちが、実際の人間とほぼ同じ大きさとなる作品の大きさが、ここで意味を持つ。また、描写的に背景や骸骨の所為が描かれることで、状況把握もリアルなものとなる。ハバナ或いはキューバの人々の生を、等身大に実感させること、そのことが版画でなされていることに、彼の方法の確かさを感じないわけにはいかないのだ。

その意味で版画の立脚点と表現の到達点に思いを馳せさせる稀有な版画作家である。このような作家が、キューバから登場する根拠を、今回の個展で改めて考えたい。


正木基(casa de cuba主宰)

主な受賞

2001 「神奈川国際版画トリエンナーレ2001展」大賞(日本)
「第13回サンファン・ラテンアメリカ&カリブ版画ビエンナーレ展」入選 (プエルトリコ)
「版画との出会い2001展」ウィフレド・ラムセンター 入選 (ハバナ、キューバ)
1999 「第2回S.O.S.展」入選(キビカン、キューバ)
「ラ・ホーベン・エスタンパ展」カーサ・デ・ラス・アメリカス入賞(ハバナ、キューバ)
1998 「第13回エドワルド・アベル・ヴィジャレアル美術展」入選(ハバナ、キューバ)
「第12回アリスティデス・フェルナンデス美術展」版画賞(ハバナ、キューバ)
Her-Carギャラリー アルテ・クエルポ賞(ハバナ、キューバ)
1997 「版画との出会い1997展」ウィフレド・ラムセンター 入選(ハバナ、キューバ)
「第1回庭園風景サロン展」受賞(ハバナ、キューバ)
「ラ・ホーベン・エスタンパ展」カーサ・デ・ラス・アメリカス入選(ハバナ、キューバ)

主なグループ展

2016 ラテンアメリカン現代アート常設展プロモ・アルテギャラリー(東京)
「 世界が注目するキューバの作家たち展」 プロモ・アルテギャラリー(東京)
「熱いキューバとメキシコアート展」プロモ・アルテ企画 彫刻+平面作品展プロモ・アルテギャラリー(東京)
第15回ラテンアメリカ・カリビアン現代アートTODAY展プロモ・アルテギャラリー(東京)
2015 EXHIBITION OF LATIN AMERICAN ARTISTS~ラテンアメリカ若手作家展~プロモ・アルテギャラリー(東京)
第14回ラテンアメリカ・カリビアン現代アートTODAY展プロモ・アルテギャラリー(東京)
2014 ボーダレスのキューバンアート展 vol.1プロモ・アルテギャラリー(東京)
2012 2012.03/01〜03/27 ラテンアメリカ版画展プロモ・アルテギャラリー(東京)
ラテンアメリカンアート展 vol.1プロモ・アルテギャラリー(東京)
ラテンアメリカンアート展 vol.2プロモ・アルテギャラリー(東京)
2010 Latin American Contemporary Art Exhibitionプロモ・アルテギャラリー(東京)
2009 キューバの現代作家達プロモ・アルテギャラリー(東京)
ラテンアメリカンアート”TODAY”2010 」展プロモ・アルテギャラリー(東京)
2008 Promo-arte Gallery Collection 展プロモ・アルテギャラリー(東京)
2005 「TODAY展」プロモ・アルテギャラリー(東京)
2004 キューバンアートの多様な形跡プロモ・アルテギャラリー(東京)



スペインの現代美術館(BADAJOF)、アイデ・サンタ・マリア・デ・カサ・コレクション・インスティチュートや
オスワルド・ヴィガス・コレクションに収蔵。
またメキシコ、ヴェネズエラ、イタリア、プラハ等にプライヴェート・コレクション多数。

 

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