プロモ・アルテ ギャラリー
GALERIA 2F, 5-51-3, Jjingumae,Shibuya-ku,Tokyo,150-0001 phone:03-3400-1995 fax:03-3400-9526

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Multiple Black 黒い複数
開催期間:2014年6月5日(木)〜6月10日(火) 11:00〜19:00(最終日は17:00まで) 入場無料


展覧会「黒い複数」は、異なった文化を持つふたりのアーティストの多様なアヴァンチュールにより開かれる。
申芳礼は「在日韓国人」の場所 — 闘いの場所、異種共存の文化 — から、彼女が持つ記憶に触れることで、政治的で歴史的な探求をしようとする。同時に、日本現代社会の真只中に生きるひとりの女性の生が、かいま見れる。
ここに提示された申芳礼の絵画は、忘却の、消された様々な実体である。蛍光灯が白いガス状の光を放ち、それを受ける白いキャンバスには、彼女の手がトレースした線の残滓しかない。見る者に、他にあり得た、残りの存在を彷彿させる。
情熱的な椅子のインスタレーションは、現実から視線を外す。そして、文化的で美的な経験の中に視線が戻る。シャーマンの世界からインスピレーションを受けた儀式による、数多の(恨の)、魂の他世界への移動。
身体が存在しない絵画、見捨てられた彼女の文化。使用された衣服が存在した証拠である。接続されない肉体の感情、あるいは抜け殻の放置。彼女の、前方と後方に向かった逃避は、身体と生の関係を再生する。
シルジュ マークは、「操作された現実」をこの展覧会のテーマとし、墨、写真、インスタレーションによって表現する。
写真を写真撮影する行為は現実を折りたたむ。この操作により、同一でない瞬間の連続だけが残る。写真作品のシリーズ(日本人女性)では、撮影アングルが放出する多様な心情のバリエーションが見える。光や事物が、すべての見えない動きが、それらに寄り添う。只只、膨張と熱狂が切望する力を増長させる。
墨による絵画では、人物(日本人男性)や自動車のアクシデントがある。絵画自体が、略奪や除去などといった治療を受けているようだ。作品は何度も、その上に、新たに描かれ、そしてその層は自立し、この行為によって作品は、存在しうるかもしれないものを見せるだろう。
インスタレーションでは、生き延びた者がふたり。ひとりは労働者、一人は管理職の者である。今日の日本の男性社会において仕事とは、錯綜としためまいの中にあり、それは本質的で、かつドラマティックだ。この作品のヴォリューム。これは主題のコラージュ作品であり、この演劇性によりこの二人の形は、物語るに大変容易な‘おはなし’となる。




会場風景


会場風景


会場風景


会場風景


会場風景


会場風景


展示作品


展示作品


会場風景


展示作品

■作家データ ■DM Flyer
■出展作家

■申 芳礼(Yoshirei SHIN)

長野県生まれ。
高校卒業後、韓国ソウルへ渡り韓国語を勉強。延世大学新聞放送学科を卒業。
日本に戻り数年間の様々な社会体験を経、独学で美術を始める。その後日本・韓国・フランスにて生活、制作活動。現在京都市に滞中。

作家略歴
1970年 日本長野県上田市にて在日韓国人3世として生まれる
1989 長野県上田高校卒業
1989 祖国の韓国に渡る 韓国語を習う
1990 ソウル延世大学 新聞放送学科入学
1993 卒業
日本長野県にて就職
1995 地元にて在日韓国人男性と結婚
1997 東京へ一人出る
1998 美術を始める
2000 パリへ パリー日本間を往来
2002 ソウルに滞在 絵画、糸と布による作品制作
2003 パリに滞在
2004 フランス ランブイエの森にて 2人展〔赤い糸がある〕 ─椅子のインスタレーション「天空への道」─ビデオ「彼女は走る」
ソウル カンフンギャラリーにて個展─絵画「話さない事を何度も決心した女たち」
2005 息子 りゅう 生まれる パリにて結婚
2006 娘 かまら 生まれる
2008 パリ 〔Le G?nie de la Bastille〕参加 アトリエPolskaにて─絵とオブジェのインスタレーション「ナミコのために」パリ 〔Entre Nous〕 グループ展 アトリエ Parrot Lagarenneにて─絵画 ソウル カンフンギャラリーにて個展 ─絵画「あつい つめたい」
2009 家族で東京に移住 制作
2011 京都に移住 制作 ソウル ルベンギャラリーにて絵画6人展─絵画


■シルジュ マーク(Marc SCHILDGE)http://www.marcschildge.net/

1953年 パリ生まれ
1972年-1974年 パリ・ボザール(芸大)在学
1976-2000年 日本、インド、イタリア滞在。京都在住。

コレクション
SNAC(フランス)、IBM(フランス及びアメリカ)、ポンピドゥ・センター友の会
その他フランス、ドイツ、イタリア、日本で個人蔵 個展

個展
1985年 ル・ロマン画廊(パリ)
1986年 ナポリ・フランス協会(イタリア)
1987年 京二画廊(東京)、ギャラリーこうけつ(岐阜)
1989年 倉庫美術館(新潟)
1990年 京二画廊(東京)
1994年 エスパス・イエナ(パリ)、倉庫美術館(新潟)京二画廊(東京)、
      ギャラリーこうけつ(岐阜)
1996年 ギャラリー・インターノス(ミラノ)
1999年 ギャラリー・インターノス(ミラノ)
2009年 ギャラリー・ジョセフ(パリ)
2010年 ギャラリー・ジョセフ(パリ)

グループ展
1976年 彫刻三人展 デュポスト画廊(パリ)
1977年 「彫刻・建築」デュポスト画廊(パリ)
1978年 サン・ゴアール芸術センター(ドイツ)
1979年 「小型ブロンズ像」デュポスト画廊(パリ)、サロン・人体 ロダン美術館(パリ)
1980年 「瞬間のブロック-瞬間を直に刻む-」パンチュール・フレッシュ画廊(パリ)、
      サロン・新しい現実(パリ)
1982年 五人展—グラギック・アート基金(パリ)、サロン・若い彫刻(パリ)
1985年 サロン・モンルージュ、紙の作品(ヴィルパリシス)
1986年 ポンピドゥ・センター友の会、任展—ポンピドゥ・センター(パリ)
1987年 「黄色い絵」横浜近代美術館
1988年 「黄色い絵」練馬美術館
1994年 「黄色い絵」ヘウワ美術館(ソウル市)、プサン市(韓国)
1995年 「日本-韓国」目黒美術館
2005年 トゥリヤージュ展(パリ)




 

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